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「笠原諸島」 のテレビ露出情報

中国が沖ノ鳥島の北の“四国海盆海域”にブイを設置した。共同通信によると、大きさ2〜3m。四国海盆海域は、小笠原諸島、沖ノ鳥島、沖大東島に囲まれており、それぞれの排他的経済水域から浮いた海域。どこの国の主権も及ばない公海の扱いとなるため、海上の漁業や海底での資源開発などを行っても問題はない。日本が主権を持つ排他的経済水域(EEZ)外だが、海底は日本の大陸棚のため、調査・資源開発は日本の主権的な権利を国連が認めている。林官房長官は「目的等の詳細を示すことのないままブイを設置したのは遺憾」とコメント。一方、中国外務省・毛寧副報道局長は「ブイは津波観測用。日本に科学研究の自由を干渉する権利はない」と主張している。神戸大学・坂元茂樹名誉教授は「中国の最終的な狙いは海底に眠る地下資源(マンガン団塊)なのではないか」と指摘。四国海盆海域の海底にはレアメタルを含んだ鉱物資源があるとされている。中国は2016年以降、尖閣諸島周辺では。日本のEEZ内に観測ブイを設置し気象予測などの学術論文を発表、尖閣周辺海域の管轄権を既成事実化している。今後はブイが本当に津波観測用なのかを徹底分析すること、中国による海底調査などがエスカレートしないよう注視する必要がある。

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