きょうのキラビトは磐田千紘さん（大学2年）。いろいろなボールを投げるのもトレーニングの1つという磐田さんは「フラッグフットボール」の日本代表。2028年、ロサンゼルスオリンピックの追加競技に決定したことで話題の競技。ルールはアメリカンフットボールと似ているが、タックルなど体の接触は禁止。腰につけたフラッグを取られたら攻撃終了。磐田さんは去年初代アジア女王に輝いた日本のエース。HYPERION東京・磐田ヘッドコーチは「逃げながらとか走りながらとかそういう形になったとしても投げたいところに投げられる。遠くへ投げれるという強みがあるので、グラウンドを広く使える」と話す。試しに投げてもらうとその距離約35メートル。これだけの肩をもつ選手は男子でもなかなかいないという。磐田さんは「世界大会に日本代表として出場して自分の実力をちゃんと発揮できるようにしたいというのが今の目標」と語る。