一昨日東京都で開催された足立の花火は4年ぶりだった。おばあちゃんへのサプライズに挑戦した女性会社員や40代男性などを取材。4年ぶりに開催された足立の花火は区内人口よりも多い約75万人が訪れた。一昨日の荒川の河川敷には早朝から多くの人が集結。午前6時の段階で河川敷の芝生はブルーシートで覆われ場所取りが行われていた。自作の看板を持っていた高橋さん。場所取りの解禁時間である午前0時にやってきたという。再会も楽しみと語っていた。1人で場所取りをする木村さん。祖母へのサプライズを計画しているという。祖母といとこと3人で花火を見る予定だという。足の悪い祖母がイスに座って楽に観覧できるよう平な場所を確保するため始発列車で駆けつけたという。打ち上げ開始1時間前、会場周辺は大変な混雑となっていた。最寄りの北千住駅から会場までは大混雑。警察などが事故防止のため警備に当たっていた。規制の通行止めがあるにも関わらず、規制の柵を越える人も出ていた。混乱となった北千住には木村さんの姿もあった。人混みの中、孫2人のサポートで歩くこと1時間半。会場に到着し、サプライズの時。無事イスに座ることができ、サプライズは成功となった。
東京の夜空を彩る大輪の花火。約1万5000発が観客を魅了した。場所取りの段階で涙ぐんでいた高橋さんは約150人の花火仲間と見た足立の花火は最高だったなどと話していた。4年ぶりの感動に興奮が止まらない様子。祖母へのサプライズが成功した木村さんも花火を見ている最初の方ではウルッときて涙を隠すのに必死だったと明かした。大会終了後には分散退場が呼びかけられ、外にすぐには出られないようになっていた。そのため、打ち上げ会場に近い観客は約30分その場にとどまらなくてはならなかった。また、迷子が続出し保護者を探すアナウンスが響き渡った。北千住駅近くもごった返していた。混雑はあったものの足立の花火は大きな事故もなく無事終了した。