「箱の中の羊」誕生のきっかけ。是枝監督は、2年程前に中国で生成AIを使って死者を蘇らせるビジネスが人気という記事を読んだという。音声データと画像を提供すると亡くなったお母さんをAIで作ってくれて普通に会話ができるという。昔話した話ではなく、新しい会話が生まれてネイティブな方言で喋っているのをみて、過去じゃなくて未来もできると思い、これは面白いし危険だなと思って脚本を書いたという。是枝監督は、死んだ父親にもし出てきたら言いたいことがあるが、そこで出てくる父親は自分の都合の良い父親だと自分の中に葛藤があったという。葛藤があったほうがモチーフとして転がしていけるという。
