築地で働く人に聞いた、元気になれるチャージめし。朝8時半、「吉岡屋」へ。プロが来る早朝タイムが終わったら今度は観光客、忙しさの第2ラウンド。外国人観光客に人気なのが、漬物屋の梅干し。たまには自分へのご褒美も。そんなときは、まぐろ専門店「恵水産」へ。刺し身にはちょっと向かない部分は唐揚げにしたり、薄く削った冷凍マグロでご飯のお供をつくったり、マグロを余すことなく活用する築地のプロフェッショナル。その結果、マグロ好きからラブコール。漬物屋のマダムは、月に1度のチャージめし。大トロが3貫も入って1300円の「マグロ寿司セット」。漬物屋のたくあんとコラボした「トロたく」も絶品。
明治創業、老舗の昆布屋さん「吹田商店」。日本の昆布は外国人にも人気のようだ。テレビ初公開、辰の「干支昆布」、水で戻すと辰の形に。30代の昆布屋さんのチャージめし。隠れ家的な雰囲気の「東印度咖喱商会 築地場外店」。大きな豚肉がゴロッと入った「上々豚カレー」が人気。汗をかきながら食べる客続出。果物や25種類以上のスパイス、3日間かけて作るこだわりのルー。焼色をつけてから圧力鍋でやわらかく煮込んだ豚バラ肉。築地で働く人の胃袋を支える、大満足の1皿。日替わりの付け合わせは取り放題。ルーのお代わりも無料。店の人が鍋を持って出てきたら、すかさず声をかけるのが築地流。
明日から開催、「築地 秋まつり」。店を飛び出し、特設会場でのフードフェスに出店するため、佃煮屋さん「築地 江戸一」では、最終調整中。議題は、お弁当に入れる混ぜご飯の味。明日に備えて、エネルギーチャージめし。隣の「米本珈琲 新店」へ。まるで海外のカフェのような雰囲気でいただけるのは、たっぷりの野菜にローストビーフ、ベーコンエッグものせ、3枚のトーストを使ったボリューム満点の「クラブハウスサンド」。シェアがオススメ。チャージめしは、ソフトクリーム。スイーツが、築地で働く女子の元気の秘訣。このカフェは、築地では2店舗目。本店は、ジョン・レノンが訪れたという名店。お気に入りの1杯を練り込んだ「ソフトクリーム エスプレッソ」は、コーヒーが香る大人な味わい。