波紋が広がる簗和生農林水産大臣の「那須烏山市と那珂川町の予算については大幅カットしました」という発言。予算カットの働きかけについて、きょう国交省は「簗議員から那須烏山市と那珂川町においての予算配分について問い合わせをいただいた」などと説明し、簗大臣から問い合わせがあったことを認め、その時期は衆院選後の今年2月中旬だったと話した。簗大臣から問い合わせがあったのは那須烏山市と那珂川町のみで、いずれも簗大臣が自身を応援しなかったとして「予算カット」したと名前を挙げていた自治体だ。実際、国からの交付金の一部をみてみると那須烏山市では前年比63%減少し、那珂川町では前年比54%減少している。国交省は「問い合わせを受けた担当本人も働きかけや圧力を受けたことはなかったと思うと言っている」「簗大臣の問い合わせの影響はなかったと考えている」などと話し、働きかけや圧力を否定。ただ簗大臣を応援した自治体と応援しなかった自治体で違いが出ているのが事実。簗大臣を支援した首長の自治体では交付額が増えていたことが新たにわかったのだ。那須塩原市では前年比11%増加、那須町では前年比34%増加している。那須塩原市の渡辺美知太郎市長は選挙応援と予算増額は「関係ない」と話す。簗大臣は会見で「働きかけはない」「高揚感があって誇張した表現をしてしまった」などとコメント。
