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「紅白音楽試合」 のテレビ露出情報

1925年3月1日、日本初のラジオ試験放送が行われた。放送開始当初のラジオ受信契約数は3500だったが、その年の10月には10万を突破。様々な番組を通じて暮らしの中にラジオが浸透。1951年1月3日、「第1回NHK紅白歌合戦」が始めてラジオで放送された。当時のNHKディレクター・近藤積の発案で終戦直後に放送された新しい音楽番組「紅白音楽試合」をもとに企画された紅白歌合戦。出場歌手は紅組7人・白組7人、60分間の番組だった。放送の反響は大きく、第3回まで正月の音楽番組として人気を博した。1953年、テレビの本放送が開始。この年の第4回からは大晦日のラジオ・テレビ同時中継になった。第9回、紅組の司会は黒柳徹子。この年は美空ひばりが歌い納めた。1959年、当時の皇太子ご成婚パレードが行われた。この出来事がきっかけでテレビは全国的に広く普及していった。東京オリンピックを翌年に控えた第14回は俳優・渥美清が聖火ランナーに扮して登場した。紅白は大晦日の定番となっていった。

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