細田衆院議長が脳梗塞の症状などを理由に議長の辞任を表明した。これまで旧統一教会との関係が指摘されてきたものの自民党の調査では衆参両院の議長は対象外で記者会見にも応じてこなかったため、野党側は説明責任を果たしていないと問題視している。旧統一教会の韓鶴子総裁を迎えて名古屋市で開かれた会議にもゲストとして出席した。教団と関係が深いとされる議員連盟の名誉会長を務めていた細田議長には国政選挙で教団の組織票を割り振っていたとの疑惑も浮上した。これに対し細田議長は旧統一教会との接点について関連団体の会合に出席して8回挨拶したと認めた一方、選挙での組織的な支援や動員を受け入れたことはなく寄付やパーティでの金銭授受もなし、教団側に会費も払っていないと文書などで説明した。議員辞職後も議員は続けるとしている。