今月9日、大阪・貝塚市の海岸で両足や顔を粘着テープで何重にも巻かれた状態で遺体が見つかり、警察が捜査を続けている。遺体は大阪市西区のアルバイトの男性だと判明。男性は先月26日にアルバイト先から出たのを最後に行方が分からなくなっていた。これまでの捜査で死因は、足を強く縛られて血流が悪くなり酸素が供給されなくなる「緊縛性ショック」で、先月下旬に死亡したとみられている。男性の肺には海水がほとんど入っていなかったことから、警察は何者かが男性を殺害したあと遺棄したとみて殺人死体遺棄事件として捜査している。