総務省が今日発表した今年9月の家計調査によると、2人以上の世帯が消費に使った金額は28万2,969円で、物価の上昇を除いた実質で去年よりも2.8&減った。消費への支出が前の年の月を下回るのは7ヶ月連続である。内訳では食料への支出が去年の同じ月よりも3.7%の減少し猛暑の影響で生鮮野菜が値上がりするなど価格上昇が要因である。秋物の衣料品も振るわず、洋服への支出が21.7%減り、携帯電話料金を割安のプランで変更する傾向が続いたことで、通信費も7.1%の減少となった。一方で9月も暑さが続き、電気代の支出が10.6%増えたほか、外出の増加に伴って自動車関連の支出が22.1%の高い伸びとなった。