家事代行サービスの利用者は年々増加していて、売り上げは9年で約6倍になっている。市場規模は、800億円を超えている。7人家族の坂田さんは、平日は仕事をしていて、夕飯の調理には1時間以上かかるという。この日、料理の家事代行サービスを初体験した。ハウスキーパーのすずきよさんが担当する。家事代行サービスでは、自宅にある調理器具や食材を利用する。家にある使っていない食材を使ってもらうこともできる。坂田さんは仕事に出かけた。利用者が不在でも代行可能な場合もある。今回は3時間の利用。余っていたうどんのつゆをおでんのだしに活用し、同じくお好み焼き粉をすいとんにしておでんに加えた。ほぼ同時に大根と鳥手羽の甘辛煮も完成。すずきよさんが所属するのは、利用者数10万人以上のタスカジ。ハウスキーパーと利用者をマッチングするサービスで、1時間1500円から。今回のすずきよさんの場合、1時間3400円。3時間で15品が完成した。今回の材料費は約7000円で、利用料は3時間で1万200円。坂田さんは、料理を作る時間を、家族団らんの時間にできると思えば幸せなどと話した。
都内在住で、2ヶ月の赤ちゃんがいる3人家族の家庭。夫の家族が家に来るため、プロの技で家をきれいにしたいという。利用したのは、3時間のお試しパックで、料金は9900円。窓やキッチン、お風呂場など5か所の掃除を依頼した。窓の掃除では、タオルを2枚同時に使って、水拭きした後すぐにから拭きするのがポイントだという。今回利用したのは、6万人以上のスタッフが在籍する「ベアーズ」。技術力と品質の高さが売りだという。約1時間で窓掃除が終了した。キッチンやお風呂場を掃除し、3時間の作業が終了した。ほこりなどの汚れがたまっていた窓、水垢などが目立っていたキッチン、お風呂場の排水口もきれいになった。初回お試しプランでは、掃除や洗濯などオーダーメイドで内容を決められる。