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「腐葉土」 のテレビ露出情報

宮城・気仙沼市では東日本大震災からの復興が進み、大川の河口周辺では牡蠣の養殖が行われている。牡蠣は汽水域でプランクトンを食べて育つ。牡蠣漁師の畠山信さんは「森は海の恋人」という考えを持ち、森が豊かでなければ海は滅びるとして、他の漁師たちと森も育てている。山が荒れていた頃は土砂が流れ込むなどして牡蠣の生育が落ち込んだが、手入れしたところ味が向上したという。土には栄養や鉄などのミネラルが豊富で、雨や雪によってそれらが地表に溢れ出す。畠山さんは「震災で海がめちゃくちゃな状態になっても、森から海まで養分が流れるシステムが残っていて、見事に牡蠣が育った」と振り返った。
秋、森と海の恵みを祝う祭りが行われ、神輿を担いだ。11月、漁師たちが育てた森が色づき、河口には森の水が育んだ鮭が遡上してくる。笠沼暹さんは「山の恵みがあるから鮭ものぼってくる。山はなくなさいで、いつまでも守っていきたい」と語った。

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