今後の国会論戦で大きな焦点となりそうなのが簗農水相をめぐる問題。簗農水相はきのう、発言を撤回し謝罪した。今年5月、簗大臣は地元・栃木での会合で「那須烏山市と那珂川町の道路予算については大幅にカットした」と発言。道路予算を大幅にカットした理由について「1つは首長が『自民党の国会議員はいらない』という行動。2つ目は票数。『自民党の議員に頼ってインフラの予算が必要だ』というところに多く回した」など、自分が予算を減らしたとも取れる発言もあった。会見で注目されたのは大きく2つ。実際に省庁への働きかけはあったのか、大臣の進退。担当省庁への働きかけについて、名指しされた2つの自治体の今年度の道路予算は去年と比べ大幅に減った。簗農水相は「予算カット」について、自分の意向で行われたものではないと改めて否定した。進退について先週の会見では「職責を果たしていきたい」としていたが、きのうの会見では総理から「引き続き全力で仕事をせよ」と指示を受けたことを明かした。今回の発言をめぐっては維新・藤田共同代表が「かなり調子に乗った発言だった」と述べるなど、与党からも批判の声が上がっている。一方、野党の立憲・斎藤国対委員長は「パワハラだと思う」と批判。野党側は国会で簗農水相や高市首相の任命責任を追及する構え。
