食料品の消費税減税関連法案には来年4月~2年間、食料品の消費税率を1%に引き下げることや、就業者負担軽減支援金を所得に応じて支給することなどが盛り込まれている。衆議院財務金融委員会で自民党は消費税率の引き下げが価格に与える影響について「原材料費は上がっている、輸送費も人件費も上がっている、そもそもコスト上昇局面にある大前提に立って減税効果を考えなければならない」と述べ、片山財務相は「事業者に値下げを迫るとかコスト増要因を価格転嫁せず物価を据え置くように迫ることを全く考えていない。他方、税率引き下げの機に乗じた便乗値上げや買いたたきなどの行為は絶対許されないのでしっかり対応していく」と述べた。公明党は「就業者負担軽減支援金」の対象について「詳細が明示されない限り賛否の判断のしようがない。いつ詳細を明らかにするのか、採決の前に明らかなものを出してもらわないと採決に応じることはできない」と述べ、片山財務相は「法案の内容、背景となる考え方やデータはできるだけ示してきたが、直近の家計調査の内容や賃金の最新動向を見て、各党・各会派の意見も伺いつつきっちりと検討させてもらう」と述べた。
