日本のプロ野球を経ずにメジャーに行ったのはマック鈴木、多田野数人、田澤純一の3人のみ。二刀流選手について柳原直之は「二刀流選手は増えており、ドラフト指名でも2ウェイプレーヤーという項目で指名されている選手が複数出ている。」などと話した。森井翔太郎は桐朋高校の3年生で日米14球団のスカウトが注目しており、今日午前4時過ぎにアスレチックスとマイナー契約で合意と発表された。マイナー契約について柳原直之は「メジャーは40人枠が決まっているので、そこに入れない人たちがマイナー契約。」などと話した。
森井翔太郎は2006年東京都生まれで、桐朋小学校1年生で野球を始めた。6年生時には西武ジュニア入りを果たし、桐朋中学校では軟式野球部に所属。桐朋高校では1年生の夏、背番号15で初めてベンチ入りした。身長は183センチ、体重は88キロ。中学生から本気でメジャーリーガーを目指すようになり、英語に力を入れるようになった。CNNニュースを字幕なしで毎日欠かさずチェック、毎日1時間TOEICの勉強に取り組んだ。自宅のテレビは国内のプロ野球よりもMLBの映像が流れる方が多かった。桐朋高校は1941年創立で、私立校中高一環の男子校。偏差値は70で東大・京大など全国の国公立大などの高い進学実績を誇る。卒業生には西島秀俊などがいる。
チームはアスレチックスで9度の世界一に輝く名門で昨シーズンは地区4位。2028年には本拠地をラスベガスに移転する。新球場は3万人を収容、建設費は15億ドル。アスレチックスについて柳原直之は「伝統的に低予算で若手選手を積極起用するチーム。」などとコメント。