今月から、定額減税がスタートする。一人あたりの減税額は、所得税3万円+住民税1万円=合計4万円。納税者本人のほか、扶養家族も対象となる。給与収入のみで、年収2000万円を超える人は対象外となる。注意点は「今月だけ手取り額が特に多くなる」ことだ。都内在住の4人家族の場合、所得税は、4人で12万円減税されるが、年内に控除しきれない分は、市区町村からの給付というかたちで対応する。住民税は、自治体の事務作業が間に合わないことから、今月分は0円となる。今年度の住民税から、4人の減税分4万円を引き、今月支払っていない分を除いた11か月で割った金額が来月から徴収される。今月は、住民税と所得税が差し引かれていないことから、手取り額が増えるが、来月は、住民税が復活するため、今月に比べると手取り額は減る。山崎は、定額減税は複雑な仕組みのため、十分に確認することが必要だなどと話した。