今月に入り、愛媛・西条市や神奈川・横浜市で、子どもが川で溺れ死亡するなど、水難事故が増えている。水難学会の斎藤秀俊さんは、川は急に深くなることがあり溺れやすく、腰まであるライフジャケットを着用したり、大人が手が届く距離で見守ったりすることを勧めている。また、海水浴場では潮の流れや風の影響で、大人でも浜に戻れなくなることがあるという。原因の半数近くが離岸流で、もし流された場合は身体を浮かせて体力をなるべく使わず、ライフセーバーの助けを待つのが望ましいという。また、AIが映像から波をリアルタイムで自動解析する検知システムも開発されている。