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「藍藻」 のテレビ露出情報

青ケ島の沖合・水深700メートルのところにある熱水噴出孔。約270度の熱水が噴出していて、その熱水に金が含まれているという。金は、主にマグマに含まれており、長い年月をかけて冷え固まるなどして、金の鉱脈になると考えられている。2年前、噴出孔付近に、金の回収装置を入れたかごを設置した。取り出して分析すると、鉱山の金鉱石に比べて、高い濃度で金が採れていたという。鉱山では、鉱石1トンあたり約5グラムの金が採れるが、今回の実験では、1トンあたり約20グラムの金が採れる計算になるという。この技術を使って温泉から金を採取する、世界初の試みが行われている。秋田県仙北市の玉川温泉で、約7ヶ月後に回収装置を引き揚げると、世界で初めて温泉から金を採取することに成功した。金を回収する黒いシートは、藍藻という藻の一種を加工して作っている。藍藻は化学反応により、金を吸着させる性質があるのだ。今後は、この技術を応用して、鉱山や貴金属工場の廃水でも金が回収できないか、実験していくという。

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