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「西新町(富山)」 のテレビ露出情報

富山県八尾で300年以上、夏の終わりを告げてきた「おわら風の盆」。三味線と鼓弓の音に合わせ、傘で顔を隠した地元の踊り子が通りを練り歩く。その幻想的な情景で人々を魅了してきた。おわらは3日3晩続き、最終日は朝まで踊り明かす。踊り子にとっては過酷な伝統行事である。なぜそこまでひたむきに打ち込むのか・おわらとは何なのか、その答えを探すべく取材班は全てを出し切った4日目の町に飛び込んだ。以前は家に帰ったが最後、誰も片付けに出てこないことがよくあったとか。それからは終わったらすぐに取り掛かるのが決まりになったという。おわらが終わって2時間、今も三味線と鼓弓の音色が耳元で鳴り続けているそうである。なぜ過酷なおわらをやり続けるのか、手がかりを得ることができず撤退。
八尾にはおわらに参加している11の町があるという。続いて向かったのは福島地区で始発電車で帰る観光客を見送るため一番遅くまで踊り続けていた。賑やかに片付けをしている若者たちが若者ばかりなのは25歳で踊り子を引退という決まりがあるからであった。今年の女子リーダーである金山遥香さんはどの町より多い160人の踊り子をまとめる重圧から解放されたばかりである。伝統あるおわらの名に恥じない踊りを披露したいという踊り子たちは2か月前からほぼ毎日練習に打ち込んできた。踊り子の中には学校や仕事を両立できずやめていく人も少なくないそう。金山さんも就職を機に一度富山を離れようとしていた。
4日目だから出会える人もいた。400着以上の衣装を家族総出で洗濯し、来年も気持ちよく踊ってほしいと応援の気持ちを込めていた。おわらの熱気がすっかり消え去った頃、公民館に1人の女性の姿があった。今年東町の踊り子リーダーを務めた佐藤百華さん。全国からわざわざ踊りを見に来る人がいるほどの実力者だそう。今年25歳を迎え、この日が最後の踊りとなった。佐藤百華さんは東町の出身ではなく、15年前に町の外から練習に通い始めた。6年前にリーダーとなってからは踊りのレベルを高めたいと後輩たちに熱心に教えてきたそう。今日はどんな一日だったか聞くと「充実していて一生に残る日だったと思う」とのことだった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月26日放送 11:30 - 11:50 NHK総合
ドキュメント20min.(ドキュメント20min.)
富山県八尾で300年以上、夏の終わりを告げてきた「おわら風の盆」。三味線と鼓弓の音に合わせ、傘で顔を隠した地元の踊り子が通りを練り歩く。その幻想的な情景で人々を魅了してきた。おわらは3日3晩続き、最終日は朝まで踊り明かす。踊り子にとっては過酷な伝統行事である。なぜそこまでひたむきに打ち込むのか・おわらとは何なのか、その答えを探すべく取材班は全てを出し切った4[…続きを読む]

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