診療報酬は医療従事者の人件費などに宛てられる「本体」と薬の価格・医療機器の「薬価」の2つで構成されている。昨年度は46兆円。前回の改定では本体を0.43%上げた一方で薬価は1.37%下げ全体では-0.94%。日本医師会は本体部分の大幅な引き上げを求めるが財務省は本体部分を引き下げたい考え。看護補助者・コメディカルの月給の平均はいずれもすべての産業を下回っていて今回の改定の焦点のひとつとなる見通し。財政制度等審議会が指摘したのが医療法人の利益剰余金で2年間で1,900万円増えている。診療報酬の改定率は年内に決定する。