東京・羽村、朝9時デイサービスの利用者がやってきた。アルツハイマー型など全員が認知症とされている。ここでは利用者1人1人が自分らしく過ごせるように工夫が散りばめられている。7年前この施設を開いた山本一代さん。保育園の元園長で子どもの個性を大切にしてきた経験を認知症ケアに活かせないかと考えた。利用者の個性を大切にするために必ず行うのが家族との面談。どんな仕事をしていたのか、趣味はなんだったのか、利用者の人生を丁寧に聞き取る。利用者が慣れ親しんだ編み物など50種類以上の品物を用意。いつでも手にとれるようにしている。さらに利用者が自発的に行動できる工夫もされている。外から取り込んだままの洗濯物を畳むなど。職員が手を出しすぎず、利用者が手を動かせるよう促している。山本さんが運営する隣の保育園から毎日園児がやっている。
