現在、自転車の交通違反については刑事罰の対象となる赤切符のみの交付で、手続きに時間がかかる上、起訴される違反者も僅かだった。その為、警察庁の有識者検討会で議論が進められてきたが、今日までに中間報告書が取りまとめられ、16歳以上を対象に反則金を収めれば刑事罰を免れる青切符を導入することが示された。信号無視や通行区分違反、携帯電話使用などの違反者を対象に指導・警告した上で従わない場合などに交付するとしている。酒気帯び運転になどは刑事罰の対象となる赤切符が交付される。警察庁は来年の通常国会に道路交通法の改正案を提出し、2026年からの運用を目指している。