東京・狛江市の狛江湯は1955年創業の銭湯で、1992年にビル型銭湯に建て替えられた。その後フルリノベーションを行い、去年リニューアルオープンした。デザインは銀座ロフトなどを手掛けた長坂常さんが行っていて、エントランスはスナックをリノベーションした開放的なデザインで、カフェスペースがあるなどおしゃれな作りとなっている。脱衣所はオリジナルフォントで番号がふられたグレーのロッカーのあるスタイリッシュな作りで、浴室は緑を基調とした新しくも昔ながらの銭湯の浴室となっている。浴槽は高濃度炭酸泉・白湯・ジェットバスの3種類で、湯やシャワーには井戸水を使用している。また国産ヒノキを使用したサウナもあり、20分に1回のオートロウリュで温度を適切に保っている。