ディフェンディングチャンピオンであるトヨタのロバンペラは今季、第4戦までで表彰台はわずかに1回。第5戦でマシンのセッティングがハマると初優勝した。豊田章男会長が代表代行を務めた第9戦、ロバンペラはまさかのリタイア。エース不在の状況でチームメイトが奮闘し勝田は3位、エバンスは優勝した。トヨタはその後最終戦を待たずに3年連続となるチームチャンピオンとなった。復活したロバンペラも2年連続年間チャンピオンを決めた。兼近は「去年、勝田選手は表彰台にのぼって髪をピンクにする約束を果たしてくれた」などと話した。