家族との時間を大切にするために資格を活かす人は少なくない。岡井さんも自宅で子育てと仕事を両立している。そのための資格が賞状技法士。賞状や卒業証書などに名前を書く資格で、専門の講座を受講し試験に合格することで取得できる。岡井さんがこの資格を取ったのは17年前で、それ以前は和菓子店で働いていた。のし紙の名入れを賞状技法士に依頼したことで興味を持ち講座を受講、最難関の1級を2年で取得したという。賞状技法士の展覧会で3年連続金賞を受賞するまでの腕前になった。特に卒業シーズンの春は仕事の依頼も増えるとのことで、このシーズンは3000枚弱書くとのこと。収入は月10万円ほど。報酬の相場は名前だけなら1枚約150円、全文書きなら1枚約2500円程度。この資格の魅力は収入に加えて子どもと一緒に家にいられる、家のことをしながら仕事ができるのもメリットだと岡井さんは話す。また、偶然自分の子どもが通う予定の中学校の卒業証書の名入れをしたので、できれば自分の子どもの卒業証書も書きたいと語った。
