片山彩菜さんは石川・輪島市に帰省していた中、能登半島地震で被災した。今も左手の人差し指は動かない状態が続いてしまっているという。負傷により去年吹奏楽部に所属していた際に愛用していたホルンは使えなくなってしまったものの、今でも吹奏楽への思いは変わらないという。片山さんはホルンができなくなる中で左手をあまり使わないメロフォンという楽器を始めたのだといい、将来は災害医療に携わりながら自分のような経験をした人を音楽で支えていくことだという。片山さんは「音楽で心を動かすとか誰かの支えになることがあると自分は思う」と笑顔で話している。