農林水産省は白菜やキャベツなど8品目の野菜について先月25日と26日の2日間、スーパーなどでの平均価格を調査し、きょう発表した。それによると白菜は1キロ当たり430円で平年のおよそ3倍だった。白菜はことし1月以降、8週連続で平年の2倍以上の高値が続いている。このほか大根やねぎも平年のおよそ1.6倍となるなど調査したすべての品目で平均価格が平年を上回った。農林水産省によるとこの冬、主な産地で雨が少なかったことで白菜やキャベツの出荷量が減少し高値につながっているという。今月いっぱいは平年より高値の状態が続く見込みだとしている。