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「辻本治男」 のテレビ露出情報

鶴見製作所の強みは耐久性と品質にあるという。マンションの建設現場では鶴見の水中ポンプが地下47mまでセメントを流す基礎工事で不要な水を吸い上げた。1つの穴から吸い上げる水は50t以上にもなるという。砂利などが含まれた水を吸い上げても鶴見のポンプは詰まりや故障を起こさないという。耐久性に優れた鶴見の水中ポンプは90カ国以上で活躍している。また、鶴見製作所は大型の陸上ポンプも手掛けている。この陸上ポンプは川の合流地点などに設置されて、大雨などで水位が上がった際に氾濫しないように支川から本川に排水するポンプだ。こうした大型ポンプは受注生産で、部品ごとに製造・加工を自社で行っている。わずか2/100ミリ程度の差があるだけで検査はNGだ。さらに、設計した通りの性能が問題なく出せるかどうか1台ずつ試験をしてから出荷している。
創業者の辻本治三郎1924年、農業用ポンプを開発し事業がスタート。そして2代目の時代には水中ポンプの技術を進化させた。水中ポンプで重要なのはモーターに水が入らないことだ。水中ポンプで業界をリードする存在となったあともさらなる技術革新を繰り返してきた。オイルリフターでポンプの寿命を約1.5倍伸ばした。3代目は海外での販売を拡大するなど会社を発展させていった。

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