日本を代表するアール・デコ建築の一つである「山の上ホテル」は、1937年に竣工し、GHQに接収された際にヒルトップと呼ばれたことが語源となっている。1954年にホテルとして開業した後は、出版社が多い神田・神保町に近いことから、著名な作家が定宿にして、カンヅメになって執筆していたことでも知られている。その山の上ホテルは、来年2月から全館休業するという。竣工から86年を迎え、建物の老朽化への対応を検討することが理由だという。休業期間は未定となっている。
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