東京・文京区のある出版社では、作家やデザイナーなど取引先の8割がこれまで納税を免除されてきた免税事業者だ。この会社では今年のはじめ、取引先にはインボイス制度が始まっても登録を求めず、取引条件は変更しないと伝えた。社長は、取引先は稼いでる方ばかりではないため、簡単によろしくお願いしますとはとても言えないなどと話した。出版社は作家たちの負担を考慮して対応を決めたが、国に収める消費税の見込みは最初の3年間で年に約400万円増、最終的には約2000万円ほど増えると見込んでいる。
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