日本将棋連盟の本部「将棋会館」は1976年に東京・渋谷区千駄ヶ谷に建設され数々の名勝負の舞台となってきたが、老朽化のため現在の会館から程近いJR千駄ヶ谷駅近くのビルに移転が進められている。きょうは旧将棋会館で最後となる対局が行われ、八大タイトルの1つ、竜王戦のランキング戦や王座戦の予選など10局が行われる。将棋連盟によると移転先となる新しい会館には12の対局室が設けられ、最大で26の対局を同時に行うことができるという。新しい将棋会館では来年1月6日に新年の「指し初め式」が行われ、7日から公式戦の対局が始まる。