「ゆるスポーツ」という概念のスポーツは「こたつホッケー」や「くつしたまいれ」など100種以上のスポーツを紹介している。「トントンボイス相撲」という競技は声を電気信号に変更することで揺れで土俵を押すスタイルとなっていて、手が使えない人でも楽しめるだけでなく喉の筋肉を鍛える効果もあるという。「フェイスマッチ」という競技は流れてくる顔の絵のアイコンと同じ位置に顔を合わせてアイコンの表情と同じ表情をすることでポイントを集めるものとなっている。ユニークな競技開発は企業も生み出していて、「フェイスマッチ」は顔認証技術を応用したゲームとなっているが企業側からも技術を認知してもらう側面があるのだという。大手自動車メーカーから素材メーカーまで10社が参加しているが、今後もゆるスポーツ開発に取り組む企業は増えていくことが期待される。新型コロナでコミュニケーションが減った企業も多数存在する中、新入社員との交流を促進する効果も期待される。