来月から自転車運転中の「ながらスマホ」の罰則を強化する。6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が課される。また交通事故を起こした場合は1年以下の懲役、または30万円以下の罰金が課される。スマホを注視して運転した場合の「注視」の基準についてはレイ法律事務所の野口辰太郎弁護士によると2秒以上が目安になるだろうという話となっている。ただ、明確に何秒以上が駄目とかそういうことはないけど、警察が見て判断するという形になる。ちなみに車に関してのながらスマホが強化されたのが大体5年前なのでそれに遅れること自転車も、という流れとなっている。こうしたながらスマホの危険性を疑似体験の形で周知徹底できないかということで、実際にKDDIの協力でVRを体験することができる。歩行者を認識するまでの時間は通常なら1.0秒のところ、ながらスマホでは1.7秒かかってしまう。歩行性を中止する時間もながらスマホでは23%減少するというデータがある。松田丈志は「イヤホンをしながら自転車に乗っている人もかなり多いし、自転車は実際軽車両なのだけど、歩道と車道を行き来して乗っている方もいるしやはり自転車を乗る方が増えてきている中で一個一個のルールを1人ずつが守っていかないと。道路っていうのはいろんな人が使う場所、一個一個のルールをしっかり守っていってほしいなという思いはあるし、最近は自転車通行帯というのもできてきてブルーラインってのがあるが、あそこに車が駐車していて自転車が通行しづらい状況もあるので、歩行者、自転車、車さまざまな人が使いやすい状況になっていってほしいなと思う」とコメントした。