東京23区の火葬料金は、全国でも突出して高いという。総務省の調査では横浜市が1万2000円、さいたま市が7000円などと隣接する県が1万円前後なのに対し、東京23区は9万円で、無料の自治体もある。全国の火葬場の約97%は公営のため、公費で維持管理をしているが、東京23区だと、9カ所ある火葬場のうち7カ所が民営で、公費投入が限定的なため、東京23区の火葬料金が高いという。きょう、民営7カ所のうち6カ所を運営している東京博善が会見を開き、火葬料金が9万円であることについて、「火葬の原価が8万円という状況になってきている。固定費の割合が高くなっている」とした。火葬料金の負担が増す一方、葬儀費用を抑えるための「夕刻葬」サービスが試験的に始まった。一般的な葬儀は通夜・告別式を2日かけて行うが、「夕刻葬」は午後6時に告別式、午後7時から火葬、待ち時間に食事をして、午後9時までに終了する。
