ことし改正された博物館運営に関する国の基準で、「やむをえないと認められる時」としつつも「廃棄」の文言が明記され、専門家からは“不適切な形で資料の廃棄が相次ぐ可能性がある”と懸念の声が上がっている。こうした中、学芸員や研究者らからなる「博物館コレクション管理研究会」では資料の収集・処分の規定を博物館が作る際に目安となる考え方をまとめ公表した。それによると、収蔵スペースの不足が理由の処分は行わないことを前提とし、資料収集時の方針を明文化することが掲げられている。資料譲渡・売却など行う際は理由を公開し、市民などが意見を表明できる機会を保障することが重要などとしている。
