世界で戦争が拡大していった1941年、各国の指導者はリーダーに権限を集中させて危機を乗り切ろうとしていた。当時の日本は第2次近衛内閣について再現アニメーションで紹介。
当時の日本の最高意思決定機関だった大本営政府連絡会議について、関係者の証言を交えて紹介。この組織は各組織のトップが集っていて1人でも反対者がいると決定することが出来なず問題点となっていた。
この連絡会議では具体的な事は定められず曖昧な決定がされた。そして現場でこの曖昧な部分の拡大解釈が起こり、陸軍が大動員をかけるなど国内に波紋を広げた。その時の様子について再現アニメと関係者の証言を交えて解説。
そして陸軍が始めた北進とのバランスをとるため、南部仏印にも進駐を行った。しかしこの日本の行動を受け、アメリカは日本への石油 を前面禁輸に踏み込んだ。