衆議院議員選挙がきょう公示され、12日間の選挙戦が始まった。今回の選挙から小選挙区の区割りが「10増10減」に変更される。10増えるのが東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、10減るのが宮城、福島、新潟、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎。そのほか25の都道府県で140選挙区の区割りが変更され過去最大となる。2013年以降、SNSを活用する選挙運動が本格化している。選挙コンサルタント・鈴鹿久美子氏は“ショート動画で政策を訴える政党が多い。動画を何度も見てもらい政治に興味のない層にも覚えてもらう戦略”としている。JAPAN CHOICEが行っている投票ナビは15の質問に答えると自分の考えに近い政党が分かるサイト。衆議院選挙の各政党の公約などを反映するため今月18日に公開予定。このサイトを運営するNPO法人Mielkaは大学生と高校生40人で主に活動していて、政治のことを「自分ごと」として身近に考え、若者の投票率向上を目指している。TBS報道局政治部長・岩田夏弥は「有権者が判断して投票に行くことが最も重要」とコメントした。