埼玉県警鉄道警察隊を取材。駅のホームで不審な動きをする男。男は頻繁に電車に乗り降りし車両を変えていたが、これは痴漢常習者の特徴のひとつ。男は50代の会社員で過去にも今回と同様な行為を行い逮捕されていた。休みの日に電車に乗り犯行に及んでいた。埼玉県迷惑行為防止条例違反で現行犯逮捕。ストレス発散のために犯行に及んでいたという。午後5時過ぎ、都内の駅に集まった捜査員のもとへ1人の女性が現れた。女性は20代の会社員で、この1週間で2度も帰宅途中に痴漢の被害に遭ったという。女性によれば犯行は2回とも同じ男。この日は捜査員が警戒を強め、女性にはいつもと同じ行動をとってもらった。女性と捜査員が乗り込んだ電車は帰宅ラッシュと遅延が重なり満員状態に。ここでは男の姿が確認できなかったため一度電車を降りて再び乗り込むと、女性の真後ろに男の姿が。男は女性の背後に着くと電車が揺れても離れない。捜査員が女性に「痴漢されていますか？」と書いた携帯画面を見せると女性が頷き、それを確認した捜査員が男を追及。男が犯行を認めたため現行犯逮捕した。