日米間税協議について。トランプ大統領が急遽協議に参加すると表明し、赤沢大臣と会談した。石破首相も「だったら自分がいったのに」と発言するなど、バタバタだった。トランプ大統領は会談について「大きな進展があった」と投稿。赤沢大臣は自分のことを「格下」と表現したが、外交は国と国が向き合う形で、礼節を重んじるため、謙虚なことをいうのはおかしいことではない。
関税協議の成果について。トランプ大統領から要求があったかは公表されていないが、大統領からは「日本を最優先する」と発言している。今回の協議では日本が強く求める自動車の追加関税などについて申し入れしたと思われる。
茨城・鉾田市の鉾田牧場。では年間出荷量の約2割を高級和牛としてして輸出している。国内需要が伸び悩む中で、アメリカ市場に期待していたが関税がかかると頓挫するという。交渉で関税が下下られるかどうかが一つの焦点。一方で今後輸入牛の関税は引き下げられることになっている。アメリカ産の牛肉が安く入ってくることに繋がるが、肉牛生産者にとってはダメージとなる。