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「長谷川雅博さん」 のテレビ露出情報

今回取り上げるのは2001年放送の「にんげんドキュメント 光れ!泥だんご」だという。そして今回のゲストはタレントの松嶋尚美だと紹介した。
2001年放送の「にんげんドキュメント 光れ!泥だんご」の映像が流れた。光る泥団子を作る名人は子どもの心の内側を探り続ける心理学者だという。子どもたちにとって、幼稚園や保育園の庭は驚きと不思議でいっぱいだ。そこでは男の子も女の子も泥団子づくりに夢中になっている。泥団子名人の加用文男さんは週1で保育園を訪れており、そこで子どもたちに泥団子作りの方法を教えている。また光る泥団子の作り方も教えているという。そんな加用文男さんは京都教育大学の教授でもある。学生には子どもの心理について、子どもの遊びをすることで伝えているという。
加用文男さんが子どもの心理学を志すようになったのは大学時代。色々な専門書を読んだが求める答えにはたどり着かなかったという。そのため加用文男さんは研究室を飛び出して、実際の保育に役立つことを目指した研究をするようになった。目指したのは「子どもは何を面白いと感じて、遊びに熱中するのかを突き止めること」だという。そのため加用文男さんは長年、朱い実保育園を訪れているという。そこで保育園の長谷川雅博さんから光る泥団子を見せられて、光る泥団子に出会ったという。
加用文男さんはどうすれば泥団子を確実に光らせることができるのかを知るために、地質学が専門の同僚の武蔵野實さんの力を借りて光る泥団子の作り方を研究した。その結果、光る泥団子の作りを方を確立したという。光る泥団子の作り方を教わった朱い実保育園の子どもたちは泥団子づくりに熱中するようになったという。園児の井雄一くんも加用文男さんに光る泥団子の作り方を教わって熱中するようになった。加用文男さんは井雄一くんを眺めながら、子どもが一つのことに夢中になることの意味を考えているという。
この日、井雄一くんが半日かけて作った泥団子が壊れてしまった。壊してしまった友達は2度謝ったという。加用文男さんはピカピカの泥団子を子どもたちに渡したらどんな反応をするのか検証することにした。ただ子どもは1分くらいで泥団子を手放してしまった。そこで子どもたちは自分が作ったものに執着があるということがわかった。
加用文男さんは子どもたちが、なぜ一つの遊びに何時間も熱中することができるのかを子どもたちのおしゃべりの中から探るという試みを新たに行っているという。
スタジオでは光る泥団子について話題になった。松嶋尚美は「このレベルとは想像を超えていた」と光る泥団子について感想を語った。「加用文男さんが色々なことに熱心に取り組むという姿勢が、学生に対する教えるになっているのではないか」と池上彰は語った。
番組では現在の朱い実保育園に取材できた。そこで園長に話を聞くと、今でも色々な遊びの一つとして泥団子づくりをやっている子どももいると語った。また加用文男さんに当時見せたという長谷川雅博さんの光る泥団子が現在も残っており、見せてもらうことができた。また当時、泥団子を作っていた井雄一さんからメッセージが寄せられ読まれた。最後に加用文男先生は2022年に70歳で亡くなったと伝えた。加用文男先生の遊びの実践は今も多くの人に受け継がれているという。

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