5月、諏訪実業高校 服飾科の3年生約30人が服を手作りしている。目的はファッションショー。服は1人2着。1年ほど前からデザインや生地選びなど準備を進めてきた。本番を前にランウェイを
彩る渾身の作品を仕上げていく。ファッションショーといえば見せ方も重要。現役モデルを講師に招いてウォーキングをチェックする。モデルの楜沢愛莉さんは、出だしの笑顔をマストなどとアドバイスしていた。一方、別のチームには「構成がよろしくないかな 導線と構成」と厳しい指摘が入る。ファッションショー本番当日。会場は学校の体育館。生徒たちは緊張しながらも本番のステージに向け気持ちを高めていく。ファッションショーのテーマは「Dress up Doll」。ショーには15チームが出演する。伊藤千雛さんは、一から直しました 間に合わないかなって焦ったんですけど間に合ってよかったし、みんなが納得のいくきれいな形で出ることが出来て本当に良かったと話していた。将来はファッションの道に進む生徒もいる中で、3年生全員でやり遂げるファッションショーは貴重な財産となっていく。