栃木・小山市のJR宇都宮線間々田駅から車で5分の場所にあるレストラン みゅぜ・ど・ぱすてるは2017年にオープンしたお店となっている。メニューは地元食材を中心に使った30種類以上。人気は那須の御用卵を使った濃厚な味わいの「デミオムライス」で、桑の実がフルーティーな味わいを引き出している「牛ハラミステーキ丼」も人気となっている。野菜も地元農家と契約していることで質の良さが特徴となっている。店は地元の社会福祉法人・パステルが運営。接客に調理補助、菓子とパン製造と障がいのある31人が頑張っている。社会福祉法人パステル理事長・石橋須見江さんは30年以上、障がい児教育に携わってきた経験からみんなが活動できる場所を作ろうとこの店を開いた。裏庭には桑畑が広がっているが、小山市はかつて養蚕の盛んだった地域だったことがあるといい、ここで障がいのあるみんなが桑の木を栽培しその葉や実を食用として加工している。桑は葉も乾燥させてパウダーにして生地に混ぜた「桑のマルゲリータピザ」に」使われるのだといい、お茶のような香ばしさを楽しむことができる。定休日は月曜日となっている。