24日連邦議会で行われたトランプ大統領の一般教書演説。この演説には相互関税を違法と判断した最高裁判事らも出席した。トランプ大統領は判事たちを横目に非常に残念だと批判するとともに、日本など関税交渉で合意した国などを念頭に、新たな関税の導入などによりこれまで以上に強固な関税措置をとる考えを強調した。不法移民対策についても、アメリカ政府の最大の責務はアメリカ市民を守ることであり不法入国者を守ることではないと述べた。立ち上がっているのは与党共和党の議員だけで野党民主党は冷ややかにトランプ大統領を見つめていた。11月の中間選挙に向けて足元の評価は芳しくない。この日公表されたCBSテレビの世論調査で支持率はこの1年間で13ポイント低下し40%に。1年前より国の状態が良くなったと答えた人が29%なのに対し、悪くなったと答えた人は53%に上っている。演説時間は1時間47分に及び、記録が残る1964年以降で最長の演説だった。トランプ大統領が一言も触れなかったのがエプスタイン問題。性的人身売買などの罪に問われ後に自殺したエプスタイン元被告の資料公開をめぐり新たな火種となりそうな報道があった。NPRは、司法省はトランプ大統領に関連する資料の一部を公開していない、公開されていない資料には未成年の時にトランプ氏から性的虐待を受けたと主張する女性との会話メモなどが含まれるとしている。これについて司法省は、公開されていない資料はいずれも秘匿特権があるか進行中の捜査に関連するものだとしている。
