鬼滅の刃の「宇髄天元」やシャーマンキングの「阿弥陀丸」等数多くの人気キャラクターを演じている声優の小西克幸さん（50）。「男らしい役柄が多い」という小西さんが今回主人公を演じた作品が「Helck」である。このアニメは人類を滅ぼそうとする”謎の勇者”ヘルクの冒険を描いたファンタジー作品で、魔界の帝国四天王ヴァミリオとの出会いを中心に、物語が進むに連れて主人公ヘルクの過去が明らかになっていく。小西さんは「ストーリーが進むとヘルクの過去の話になっていくが、本当に同作品なのかという展開になっていくのでとても面白かった」と話した。小西さんはアニメが好きな友人の影響で声優の道に進み数多くのキャラクターを演じてきたが、声優活動の中で大切にしているのが「楽しむこと」だという。小西さんは「どの職業でもそうだが、一番最初のお客さんは周りにいるスタッフさんや共演者さんが楽しくないと思ったら、楽しくなくなる。自分が楽しみながらも周りの人を楽しませるのが一番と思ってやっている」と話した。これまで数多くのキャラクターを演じてきた小西さんは「キャラクターを生かせるのは周りの支えがあるからこそだ」と話す。小西さんは「声優含めアニメーターなど皆さんのお陰でアニメーションが作られている。僕らは最終段階の声を吹き込む即ちキャラクターに命を吹き込む仕事である」と話した。