TVでた蔵トップ>> キーワード

「陽明文庫」 のテレビ露出情報

千葉・銚子市の圓福寺には鎌倉時代初期につくられた源氏物語の「幻」の写本が所蔵されている。平安時代、1枚の和紙をいくつかに分割し、製本された。物語の創作は仏教上、嘘をつく罪と考えられ、和歌、漢詩と比べて劣位だったという。和紙づくりには膨大な時間と労力を要し、長方形よりもコスパのいい正方形で本が作られたと考えられる。番組の調査の結果、源氏物語を作るのに507枚の和紙が使われたと推計。だが、紫式部の日記を紐解くと、清書するまでに下書き、推敲を重ねたといい、書き損じもあったと考慮すると、2000枚以上は必要だったとされる。
平安時代、朝廷が運営していた紙屋院で紙がつくられた。役人が公文書を書くのに使ったため、大河ドラマで時代考証を務める倉本一宏氏は「紫式部が個人的に手に入れたということはない」と話す。また、市場で売られてすらいなかった。紫式部が大量の和紙を手に入れるとするなら、藤原道長が有力候補。国宝に指定されている「御堂関白記」は26年にわたる道長の日記で、十分な和紙を入手できたことを示している。倉本氏は「源氏物語は最初から道長の援助があって書き始めた」、「どれだけ増えても紙はやってくる自信があったから、書き始められた」と推理する。道長は娘の彰子を一条天皇の后にし、天皇が足繁く通うよう、紫式部に源氏物語を執筆させたという。
住所: 京都府京都市右京区宇多野上ノ谷町1-2

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月12日放送 20:00 - 20:45 NHK総合
光る君へ光る君へ紀行
藤原家に代々伝わる古文書などが保存されている陽明文庫。藤原道長が20年以上にわたって書いた日記が保存されている。その多くが道長本人の直筆。文字を書く筆は中国から伝来した。この時代、かな文字が発明されるとそれに適した筆も日本独自に工夫されていった。平安時代の筆造りが滋賀県高島市で継承されている。巻筆といい、毛の根元を紙で巻き、上に別の毛を被せる製法。

2024年1月5日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本新春インタ 柄本佑さん
柄本さんが演じる平安貴族の頂点を極めた権力者・藤原道長。源氏物語の執筆をした紫式部をバックアップしたとも言われている。今回のドラマでは紫式部と幼馴染で生涯に渡って互いの人生に影響を与え合うという設定。これまでの道長とは違った新たな一面が描かれる。柄本さんは今の残されている道長の書から役作りのヒントを得たという。ドラマの舞台は1000年以上前。特に苦労したとい[…続きを読む]

2024年1月2日放送 21:00 - 21:59 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵)
陽明文庫にやってきたが藤原道長の子孫が守り続けた古文書や美術品など、十数満点が保管されている。その中には謎に迫るてがかりがあった。国宝の御堂関白記は藤原道長の日記が。そこには藤原道長の肉筆が記されていたが、その中でもっとも古い日記の998年の7月5日に天皇の指示のもと、相撲の儀式を中止し、寺で経を読ませることにしたと書かれていたという。流行していた疫病への対[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.