北京での米中首脳会談を終えトランプ大統領は、台湾への武器売却を巡り、近く決断すると述べている。FOXニュースのインタビューでは明言を避けた。トランプ政権は台湾への140億ドル規模の武器売却手続きが焦点。トランプ大統領は「近いうちに決断する。台湾の頼清徳総統と協議が必要」だと述べた。習主席との会談でも話題になったことを明らかにした。トランプ氏としては中国との交渉カードに使うことを明らかにした。アメリカでは1980年代から台湾への武器売却を巡っては「中国とは事前協議しない」としている。もし中国と事前協議していれば不透明感は高まる。トランプ氏は中国が大豆の他、ボーイングを200機、最大で750機購入することを明らかにした。トランプ氏は9月に習主席をワシントンに招待した。中間選挙の直前に取引の成立を目指す。中国側はアメリカから台湾問題の譲歩を引き出そうとした。台湾への武器輸出問題が首脳会談の議題にあがったことをトランプ氏が明るみにした。中国側の思惑通りに進んだとみられる。中国側は、大豆、牛肉、航空機の大量購入でアメリカ側の出方を見て調整する余地も考えている。アメリカ側の出方世論を中国側に引き寄せる狙いがある。今回の会談は中国側のペースで進んだとみられる。
