政府はきょう午前、臨時閣議を開き、衆議院を解散することを決定した。このあと開かれる衆議院本会議で解散詔書が読み上げられて、衆議院が解散される運びとなっている。国会では先ほどまで石破総理大臣と野党各党の党首による党首討論が行われた。解散を前に党首討論が行われることは異例で、石破内閣の政治姿勢や政治とカネの問題などを巡って、党首どうしが論戦を交わした。一方、立憲民主党など野党4党は、今の政権は国会審議よりも党利党略を優先させているなどとして、石破内閣に対する不信任決議案を提出した。このため、午後3時半から予定されていた衆議院本会議の開始がずれ込むことになった。まもなく午後4時から本会議が開かれる予定でして、これに先立ちまして、紫のふくさに包まれた解散詔書を持った内閣総務官が議長応接室に入り、その後、林官房長官に解散詔書を手渡すことになっている。林官房長官は議長席の後ろから本会議場に入りまして、解散詔書を額賀衆議院議長に伝達して、議長が詔書を読み上げて、衆議院は解散される。今月1日に石破総理大臣が就任してから8日後の解散となり、総理大臣の就任から解散までの期間、戦後最も短くなる。衆議院の解散を受けて、政府は改めて臨時閣議を開いて、来週15日公示、27日投開票という衆議院選挙の日程を決めることにしている。衆議院選挙が行われるのは3年前の2021年10月以来で、各党は政治改革や経済対策などを巡って、事実上の選挙戦に入る。
衆議院本会議が開会。石破内閣の不信任案が上程された直後、議長応接室の中で内閣総務官から林官房長官に紫の袱紗に包まれた解散詔書が手渡され、本会議場の額賀福志郎議長に渡された。額賀議長から「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する。」と宣言され、衆議院が解散した。衆議院が解散し、事実上の選挙戦に突入した。
衆議院本会議が開会。石破内閣の不信任案が上程された直後、議長応接室の中で内閣総務官から林官房長官に紫の袱紗に包まれた解散詔書が手渡され、本会議場の額賀福志郎議長に渡された。額賀議長から「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する。」と宣言され、衆議院が解散した。衆議院が解散し、事実上の選挙戦に突入した。