今回の風景の主役は、千葉県香取市の林にポツンと佇む一軒の元古民家。約150年前に建てられ、長い間、住居として利用されていた。広い敷地と風情ある建物を有効活用しようと、宿泊施設の運営を行う「HAMIRU」によって、2024年、一棟貸しの宿泊施設「香取はちさんろく」として生まれ変わった。古民家の面影を残すため間口には土間が。昔から使われていた引き戸の向こうは寝室。寝室の窓には、庭を眺めることができる額入り障子が設置されている。敷地内にある裏山では散策を楽しむことができる。