ネットをスマホで利用する高校生は全体で98%。ほぼ全員が持っているとされる中でも、残りの2%が所持していない現状。中でも児童養護施設などで生活する高校生の3割は未所持だという。スマホが持てないがゆえに、同級生らと壁を感じられるという。学校の授業でもスマホを利用した課題などが出ていると対応できない。児童養護施設では措置費が国から支給され、そこでのやりくりを考えると、施設としては保証人になれても支払いまでは手が回らないという。そんな中、無償でスマホを支援する取り組みがあり、存ぜぬ人には活用してほしいなどと声をかけており、こども家庭庁も現状を把握しているため、財政支援が強化できるように検討を進めている。