インターハイ決勝戦第1セット、聖成くんら駿台学園は、強豪・東山の尾藤選手のスパイクに苦戦。すると、梅川監督が動く。アナリストからの最新情報を精査し、尾藤選手の得点につながったスパイクコースを分析。封じる策として、真ん中を抜けるスパイクは後衛の聖成くんに任せ、右サイドを破られないように重点的に守る。作戦は見事にハマり、尾藤選手を抑えた。聖成くんは、攻撃でも得意のブロックアウトでチームを牽引。駿台学園が1セットを先取。そのまま第2セットも25-19。第3セットも勢いは止まらない。聖成のナイスレシーブでチャンスをつなぎ、駿台学園マッチポイント。セットポイント3-0のストレート勝ちで、見事インターハイ制覇。聖成くんは、優秀選手とベスト6にも選ばれた。目標の3冠まで後2つ。チームを3冠に導き夢のプロ選手になるその日まで。